こんにちは、やましろうです。
人にはそれぞれ学びの型があります。
自分に合った学びの型を知ることで、今よりも効率よく、勉強や学びごと、仕事などができるようになります。
この本を読むことで次のことがわかります。
- 自分の学びの型
- 学ぶ側と教える側の型の相性
- 自分の型の磨き方
はじめに
学びの型は大きく分けると「拡散生」と「保全生」の2つに分かれます。
この2つの学びの型は選べるものではなく、生まれ持った特性なんだそうです。
自分の学びの型を知ることで、今までよりも効率よく、勉強や学びごと、仕事などができるようになります。
「あなたが伸びる学び型」では、自分の学びの型を知ることができる診断や、型の磨き方、活かし方などが書いています。
学びの型「拡散生」と「保全生」
自分の学びの型を知るのに簡単な質問があります。
それは、
「水泳を覚えるには、まず水に飛び込むこと」
これを見て、
- 「それはそうだ」と思う方は、拡散生が高い人
- 「それは怖い、ちゃんと水泳の基本を理解してからだ」と思う方は、保全生が高い人に分かれるそうです。
ヒューマンロジック研究所の調査によると、日本人の65%は「保全生」が高いそうです。
- 体験を通して概念化するのが「拡散性」の学び方
拡散生の高い人の学びは、まず興味から入ります。「好き」や、「面白そうだ」と思ったらすぐに動きます。
やったことないことでも、なんかできそうと楽観的に考えてとりあえずやってみます。
失敗しても「まあ、いいか」と思えたり、逆に上手くできたらそれはそれと気楽に考えることができます。
- 積み上げて体系化するのが「保全性」の学び方
保全生も「好きなものや、興味があること」に積極的に取り組もうとします。
それと同時に、失敗したくない、確実に実現させたいという気持ちが強いので、じっくりと準備をして、計画を立ててから進めます。
そんな保全生が高い人が真っ先にやることは、情報収集です。
事前に情報収集しておけば、「あれこれ試しながらやり方を見つける手間が省ける」と考えるからです。
相手から学ぶときには、指導する側と学ぶ側の相性はとても大事になります。
- 「拡散生」には「拡散生」
- 「保全生」には「保全生」
のように指導する側と、学ぶ側が同じ型だとスムーズに学ぶことができます。
自分の型を磨く方法
- 「保全性」は型を磨き上げることが得意です。
保全生の高い人は、同じことに繰り返し取り組みながら、工夫や改善をしていくことが得意です。
磨き上げるために大事なのは、数をこなすこと、何度も繰り返すことで、コツが掴めていき、改善しながら進んでいくことができます。
ここで気をつけることは、ただ数をこなすだけでは意味がないというこです。しっかりと「目的」を持って型を磨いていくこと大切になります。
- 「拡散性」は守破離を目指せ
拡散生は、型を守ることから、破り、離れるへと進んでいく、守破離の考え方が必要になります。
- 「守」は、型や技を忠実に守り、確実に身につける段階のこと。
- 「破」は、他の師や流派も参考にしながら、良いものを取り入れて心技を発展させていくこと。
- 「離」は、元々の流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階です。
基本として守るべき型を身につけた後は、それを破りつつ、さらに離れていくのが守破離です。
このときに何を捨て、何を残すのかが必要になります。
それを知るために、「自分が身につけた型は何のためか」と「目的」をしっかり持つことが大切です。
まとめ
人には、それぞれ自分に合った「学びの型」があります。
型は大きく分けると2つで、「拡散生」と「保全生」に分かれます。
自分の学びの型を知ることで、勉強や学びごと、仕事などにも活かすことができます。
「あなたが伸びる学び型」では、自己診断シートや、5つの因子に分けたFFS理論もあるので、もっと詳しく知りたい方は一度読んでみることをおすすめします。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。
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