こんにちは、やましろうです。
みなさんは日頃どれくらいアウトプットをしていますか?
何か結果を出すには、アウトプットをすることが必要になります。
しかし、間違ったアウトプットや、インプットばかりしてるといつまでたっても結果はでません。むしろゴールから遠のいてしまいます。
「学びを結果に変えるアウトプット大全」の本には、正しいアウトプットのやり方、メリットなどが書いていて、とても参考になったので、いくつか紹介したいと思います。
この本を読むことで次のことがわかります。
- アウトプットについての基本や法則
- アウトプットのメリット
- アウトプットの正しい方法
正しいアウトプットの方法を知ることで、仕事や私生活で結果をだすことができます。
はじめに
アウトプットについてかるく説明すると、脳の中に入ってきた情報を脳の中で処理し、外界に出力することをアウトプットといいます。
- 例えば、「話す」、「書く」、「行動する」などがそれにあたります。
その逆に、インプットという言葉もあるのですが、脳の中に情報を入れること、入力することをインプットといいます。
- 例えば、「読む」、「聞く」などがそれにあたります。
なので、インプットばかりしてても脳内世界が変化するだけで、現実世界を変えたいならアウトプットをすることが大切になってきます。
アウトプットの基本法則4つ
2週間に3回使った情報は長期記憶される
人間の脳は、「重要な情報」を「長期記憶」として残し、「重要でない情報」は忘れるようにつくられています。
「重要な情報」とは、インプットしたあとに「何度も使われる情報」のことです。
なので、インプットしても、その情報を何度も使わないとすぐに忘れてしまいます。
だいたいの目安として、情報の入力から2週間で3回以上アウトプットすると、長期記憶として残りやすくなります。
出力と入力のサイクルを繰り返す
インプットとアウトプットはセットで考えるのがいいです。
- 「インプットしてアウトプットする」→「アウトプットしたらインプットする」
そうやって、インプットとアウトプットを繰り返すことで、どんどん自己成長することができます。
インプットとアウトプットの黄金比は3:7
大学生を対象に、勉強時間のうち「インプット」と「アウトプット」を、それぞれどのように時間配分して、勉強しているかを調べた研究によると、インプット対アウトプットの平均的な比率は「7対3」だったみたいです。
多くの人は、インプットが多すぎてアウトプットが不足しています。
なので、インプットとアウトプットの黄金比率「3対7」を意識して、アウトプットするといいです。
アウトプットの結果を見直し次にいかす
インプットもアウトプットも、ただやればいいわけではなく、「フィードバック」を意識することで、行動が方向修正され、前の自分よりも成長することができます。
「フィードバック」とは、アウトプットしたことを見直したり、反省、改善したりすることをいいます。
インプットとアウトプットの間に、「フィードバック」を入れることで、同じことを繰り返すことなく、成長していくことができます。
アウトプットの6つのメリット
1、記憶に残る
人は、インプットされただけの情報は忘れてしまいます。アウトプットをすることで、脳はそれを「使われた情報」、「重要な情報」と判断し、記憶に残りやすくなります。
2、行動がかわる
アウトプットとは、「話す」、「書く」、「行動する」ことなので、アウトプットすることにより自然と行動が変わります。さらに「フィードバック」をすることで、効率よく行動することができます。
3、現実がかわる
自分の行動が変わると、周囲の人たちにも影響をあたえ、現実を変えることができます。なので現実を変えるにはアウトプットをすることが大切になります。
4、自己成長する
「インプット」→「アウトプット」→「フィードバック」を繰り返すことで、効率的に自己成長をしていくことができます。
5、楽しい
アウトプットをしていくと楽しくなります。さらに人から評価されることで、モチベーションも上がります。
6、圧倒的な結果がでる
「インプット」、「アウトプット」を続けていくと、自己成長が進み、現実がどんどんいい方向に変化していきます。さまざまな良いことが起こり、人生がいい方向に動きだします。
アウトプットの方法
1、話す
話すことは、気軽にすぐできるのでおすすめです。
友人や家族、同僚など、自分の読んだ本のこと、聞いたこと、体験したことを話してみるといいです。
感想を話すだけでも、脳は活性化し、記憶力を上げることができます。
2、書く
書くことで注意がそこに集まり、脳が活性化します。そうすることで、記憶力や学習能力が高まります。
なので、「重要だ!」「記憶に残したい!」「もっと知りたい!」と思えることがあれば書いて覚えるのはオススメです。
ノートパソコンやタブレットで入力して覚えるよりも、手書きで書いて覚えたほうが、長い時間にわたり記憶に残りやすくなります。
3、行動する
自己成長をしていくには行動することが大切になってきます。
読書や勉強をしていても、「行動する」ところまでいかなければ、「自己満足」で終わってしまいます。
4、教える
著者の樺沢紫苑氏は、「最強のアウトプット法は教えることだ」といわれています。
アメリカ国立訓練研究所の、研究によって導き出された、学習定着率をあらわす「ラーニング・ピラミッド」というものがあります。
その研究によると、人が何かを学ぶとき、どれだけ記憶に残りやすいか、定着するのかを方法別に調べたところ、「人の話を聞く」「読む」などいろいろあるなかで、もっとも効果が高いのが「他人に教える」という結果になったみたいです。
なので、教えるということは最強のアウトプット術であり、自己成長術でもあります。
チャレンジなくして自己成長なし
チャレンジのないところに自己成長はありません。
新しいことにチャレンジすると、脳内物質の「ドーパミン」がでます。「ドーパミン」は「楽しい」という感情を引き起こす「幸福物質」です。
それと同時に、新しく学習することをサポートする学習物質でもあります。
ドーパミンが分泌されると、「集中力」、「やる気」、「記憶力」、「学習能力」が高まります。
なので、効率的な学習ができて、自己成長することができます。
あまり難しすぎても、簡単すぎてもダメで、「少し難しい」、「がんばればなんとかなる」ぐらいの目標を決めるのがちょうどいいみたいです。
そうやって、ハードルを少しずつ高くしていくことで、気づいたら難しいことも乗り越えることができるようになります。
おわりに
インプットばかりして、「なかなかアウトプットができない」という方や、「アウトプットのやり方がわからない」という方にとって、「学びを結果に変えるアウトプット大全」では、わかりやすく細かくアウトプットについて教えてくれています。
もっと詳しく知りたい方は一度読んでみることをおすすめします。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。
おすすめ関連記事