こんにちは、やましろうです。
「読んだ本の内容を身につけたい」、「もっと速く効率的に本が読みたい」と思っている方へ、この「読書革命」を読むことでその悩みや問題は解決すると思います。
この本を読むことで次のことがわかります。
- 読書をすることのメリット
- 読書によって思考の軸を鍛える方法
- 本の内容を身につける読書術
はじめに
著者紹介
金川 顕教(かながわ・あきのり)
公認会計士、経営コンサルタント、ビジネスプロデューサー、出版プロデューサー、事業家、作家。
三重県生まれ、立命館大学産業社会学部卒業。
大学在学中に公認会計士試験に合格し、世界一の規模を誇る会計事務所デロイト トウシュ トーマツグループの有限責任監査法人トーマツ勤務を経て独立。
「量からしか質は生まれない」をミッションとして、一人でも多くの人に伝えるために執筆活動を開始し、ビジネス書、自己啓発書、小説など多岐にわたるジャンルでベストセラーを連発している。
YouTubeでは読書チャンネル「YouTube図書館」を運営しており、そこでは毎日動画1本あたり1冊の本を、1日に2本アップしています。
「読書革命」では、効率的に読書をする方法や、読書によって思考を鍛える方法など、詳しく具体的な例えと一緒に書かれています。
「読書革命」を読んだ感想
この本を読んでとくに印象的だったのは、「読書は知識を得るためではなく、思考を磨くためにする」ということです。
「知識とはただの情報」で、大事なのは「読書によって得た知識を自分の思考で考える」ということです。
そうすることで「思考の軸」を鍛えることができます。
そのためには、ただ本を読むだけでなく、本に対して「質問」をしたり、「疑問」を投げかけたりして「本と対話」するように読むといいそうです。
- 読書で情報を取り入れる→その情報をもとに多方面から思考する→自分の言葉でアウトプットする。
この流れを意識して読書をすることで、自分の頭で考えながら本を読むことができ、「思考の軸」を鍛えることができます。
「読書革命」を読んで学んだこと
この本を読んで、学んだことは2つあります。
- 1冊を4ステップで4回読むこと。
- 鍛えた思考の軸はビジネスに効くこと。
どういうことか簡単に紹介します。
1冊を4ステップて4回読む
この方法は著者の金川 顕教氏が実際にしている方法で、この4ステップで読むことで、本を速く深く読むことができ、自分の思考も鍛えることができるそうです。
ステップ1、予測読み
カバーや帯、著者紹介などで本の内容を予測して読む。
ステップ2、断捨離読み
一通り本をめくっていき、気になるところ、目に留まったところにマーキングしていく。この段階では本の内容は読まない。
ステップ3、記者読み
ステップ2でマーキングしたところを熟読する。このとき、著者の主張や、自分はそれについてどう考えるかなどを深く考えながら読む。
ステップ4、要約読み
アウトプットや、他人に本の内容を説明することを意識して、著者が伝えたいことをまとめながら全体像をつかんでいく。
著者の金川 顕教氏はこの4ステップで4回読んでるそうです。
なぜ1冊の本を通読しないのかは、本に書かれていることの20%を理解できれば、全体の80%を理解できからなんだそうです。
1冊を4ステップで4回読むことで、本を速く深く読むことができ、自分の思考を鍛えることができます。
鍛えた思考の軸はビジネスに効く
著者の金川 顕教氏は「読書の目的は思考の軸を鍛えること」だと言っています。
「思考の軸」は1冊を4ステップで4回読む読書術で鍛えられそうです。
この「思考の軸」が鍛えられると、仕事や私生活、とくにビジネスシーンで役に立ちます。
「思考の軸」が鍛えられことで、「仮説を立てて問題に取り組むことができたり」、「優先順位や重要な部分が分かり効率的に物事を進めることができたり」とさまざまな場面で役に立ちます。
まとめ
「読書革命」を読んで、1番印象的だったのは「読書は知識を得るためにするのではなく、思考を磨くためにする」ということです。
そうすることで、「思考の軸」を鍛えることができ、仕事や私生活などさまざまな場面で役に立つと思います。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。
おすすめ関連記事