こんにちは、やましろうです。
「考えすぎて行動ができない」、「考えすぎて嫌になる」という方は、考えすぎない人の考え方を知ることで、その悩みや問題は解決すると思います。
考えすぎない人になることで、今よりもストレスや悩み事も減り、すぐに動ける人になります。
この本を読むと次のことが分かります。
- 考えすぎない人の考え方
- 考えすぎないことで起こるメリット
- 思考力と行動力を高める方法
はじめに
考えることは良いことなのですが、考えすぎてしまうと、「なかなか決断がてきなかったり」、「動けなかったり」、思い悩んでしまう原因になってしまいます。
わかってはいてもつい考えてしまうという方は、考えすぎない方法やコツを知ることで、考えすぎない人や、すぐに動ける人になれます。
「考えすぎない人の考え方」を読んで印象的だったこと3つ
この本を読んで印象的だったのは3つありました。
- じっくり腰をすえて考えるより、「ぼーっとする」ほうが考える力は高くなる
- ものごとは細かく記憶するより、「ざっくり覚える」ほうが判断が早くなる
- 感情を書き出すことで不安は軽減される
どういうことか簡単に紹介します。
じっくり腰をすえて考えるより、「ぼーっとする」ほうが考える力は高くなる
「考えごとをする」など何か意識的にしているときは、その行動に関係ある部位が活発になり、脳のエネルギーがそこに集中します。
しかし、脳としてはこの状態はあまり効率がよくないそうです。
逆に「ぼーっとしている」ときは、エネルギーが全体に分散されて、さまざまな「つながり」が生まれます。
脳全体が活性化されて、さまざま「つながり」ができることで、「新しい発想」や、「いいアイデア」がひらめきやすくなるそうです。
ものごとは細かく記憶するより、「ざっくり覚える」ほうが判断が早くなる
トロント大学のリチャーズらによると、ものごとの記憶はすべてを詳細に覚えるのではなく、ディテールは忘れてざっくり記憶したほうが意思決定が早くなると報告しています。
脳の容量には制限があり、細かいことを記憶すると脳の容量がいっぱいになり、柔軟な思考ができなくなります。
ざっくりと記憶したり、似たような出来事を積み重ねていくことで、パターン化したり、法則化したりして、脳がものごとの優先順位を自然につけてくれるそうです。
感情を書き出すことで不安は軽減される
テキサス州にある南メソジスト大学のペネベーカーらは、書き出すことによる感情の変化の実験をしました。
その実験では参加者を、
①「毎日自分のネガティブな感情について書き出すグループ」
②「感情ではなく、部屋の様子など事実を書き出すグループ」
に分けて、毎日書き出すことをしてもらいました。
その結果、「1日15分、ネガティブな感情について書き出す」ことを4日続けると、一時的にはネガティブな感情が強まるものの、長期的にはポジティブになることがわかったそうです。
書き出すときのポイントは、「洞察語」を使うといいそうです。
「洞察語」とは、「思う、感じる、わかる」などの思考や理解に関する言葉で、これらを多く使った人ほどネガティブな感情が軽減されるそうです。
自分の考えや感情を客観的に分析することで、気持ちが落ち着き、不安も軽減されます。
おわりに
「考えすぎて行動ができない」、「考えすぎて嫌になる」という方は、考えすぎない人の考え方を知ることで、その悩みや問題は解決すると思います。
「考えすぎない人の考え方」では、思考力と行動力を高める科学的な方法が、全部で45個書いています。
もっと詳しく知りたい方一度読んでみることをおすすめします。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。
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