こんにちは、やましろうです。
「戦略読書」を読むことで、効率的に読書をする方法や、読書を日常に活かす方法を知ることができます。
その方法とは、「何を」「いつ」「どう読むか」です。その具体的なやり方を知ることで、効率よく戦略的に読書をすることができます。
この本を読むと次のことがわかります。
- 読書ポートフォリオの作り方
- 効率よく読書をする方法
- 5つの視点で読む方法
はじめに
「戦略読書」では、戦略的に読書をすることのメリットや、その方法を知ることができます。
そのためには、「何を」「いつ」「どう読むか」が大切になります。
具体的な方法としては、自分の状況を知り、読書ポートフォリオを作って、さまざまな読み方や視点で読むことです。
そうすることで、時間配分ができて効率よく読書ができます。
読書ポートフォリオで何を読むのか時間配分する
読書ポートフォリオは読む本を4つに分類して分けます。
- 縦軸は、【ビジネス系】(今の仕事)の本か、【非ビジネス系】(趣味や将来の仕事)の本に分けます。
- 横軸は、【基礎】か、【応用、新奇】に分けます。
これを2×2の4マスに分けて、読書ポートフォリオを作ります。
読書ポートフォリオはその時の自分に合わせて調整するといいそうです。
そのために必要なことは、
- 自分の読書状況(何を読むのか、読んでいるのか)を常に意識して把握する。
- それを自分の成長や、そのときの方向性と合っているか確認しながら調整する。
自分の読書状況や、そのときの方向性を意識して確認しながら読むと、今の自分に合った本を見つけることができます。
読み方を戦略的に変える
読み方を変えるとは、目的によって読書方法を変えていくことです。
その読み方とは、「戦略読書」では4つの方法に分けています。
1、粗読み
特定の情報を探すために、キーワード周辺だけを読む。
2、斜め読み
全体を把握するために、ざっと読み通す。
3、熟読
内容をしっかりと理解するために、精読する。
4、重ね読み
座右の書として、何度も繰り返し読む。
目的によって、この4つを組み合わせたり、その時の状況に合わせて読むことで、効率的に読書ができます。
発見型読書法
同じ文章を読んでも、人によっては読み取り方が変わります。
著者の三谷 宏冶(みたに・こうじ)氏はそれを「読め方」と呼んでいます。
読む量や速さではなく、この「読め方」が大きな差に変わるそうです。
「読め方」は次の5つの視点で読む方法があります。
①過去や他業種と「対比」して大局観を持つ
その記事に入りこんでしまう前に、それがどういうものか客観視します。
②これまでの当たり前を覆した「反常識」を見つける
それまでの業界常識が覆された部分を発見する。
③徹底的に「数字」にこだわる
本や雑誌、ネットなどでいくつか数字を見かけたら、足し算、引き算、割り算くらいはしてみる。
④人より「一段深く」まで調べる
なんでも疑問に思ったら、一段深く考え、そして調べる。
⑤得たものはちょっと「抽象化」して考える、覚える
抽象化して考えることで、その本質が見えてきます。
この5つの視点で読むことで、新しい発見や発想につながり、効果的に読書をすることができます。
読書から思索、行動へ
読書をしただけじゃ知識は身につかず、そこから自分で考えて、行動につなげることで本当に知識として身につくそうです。
なので、読書をした後は、まずは自分の頭で考えて、それを調べたりまとめたりして、書いたり行動しようと思いました。
今後は、読書→思索、行動→発信→スキルのサイクルを回すことを意識して、読書をしようと思います。
まとめ
戦略的に読書をすることで、効率よく学ぶことができます。そのために大切なことは、「何を」「いつ」「どう読むか」です。
今の自分の状況を知り、読書ポートフォリオを使って読むことで、自分に合った読書をすることができます。
「戦略読書」では、読書ポートフォリオの作り方や、本の読み方、本の紹介などが詳しく書いています。もっと細かく知りたい方は一度読んでみることをオススメします。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。
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