こんにちは、やましろうです。
「相手に説明するのが苦手」、「説明するのが上手くなりたい」と思ってる方は、「説明が上手い人がやっていることを1冊にまとめてみた」を読むことで、その悩みや問題は解決すると思います。
この本を読むことで、次のことが分かります。
- 「説明下手な人」にありがちな特徴
- 話がわかりやすくなる説明の方法
- 「事実」と「自分の解釈」を分けることの大切さ
はじめに
著者紹介。
ハック大学ぺそ、1988年生まれ。
主にYouTubeチャンネル「ハック大学」を通じて、仕事術、キャリア戦略などビジネスに役立つ情報を発信。チャンネル登録者数は25万人を超える。
普段は外資系金融機関に勤める現役のビジネスパーソンで、年収は約2,000万円。
「説明が上手い人がやっていることを1冊にまとめてみた」では、数ある説明法を試して「これは使える」ものだけを紹介しています。
「説明が上手い人がやっていることを1冊にまとめてみた」を読んだ感想
この本を読んで、印象に残ったところは3つありました。
- 「説明下手な人」にありがちな特徴。
- 話がわかりやすくなる説明の4ステップ。
- 「事実」と「自分の解釈」を分ければスッキリする。
どういうことか簡単に紹介したいと思います。
1、「説明下手な人」にありがちな特徴
説明下手な人にありがちな特徴として、次のようなことがあります。
- 「相手を無視している」こと。
- 「相手が聞きたいこと」を考えず、「自分が伝えたいこと」だけを話すこと。
このような特徴があるそうです。
原因としては、緊張や経験不足などあり「何のために」、「どう説明するか」が分からなくなってしまうからです。
どう説明したいか迷ったら、
- 自分はこれから、何のために説明するのだろう?
- 相手は、自分から何を説明されるとうれしいのだろう?
と「相手」と「目的」について意識するといいそうです。
2、話がわかりやすくなる説明の4ステップ
内容が正しく伝わりやすく、相手もストレスなく受け入れやすい説明には3つの特徴があります。
①順序が理にかなっている。
②数字やデータを活用している。
③速く、簡潔で、効率的。
話がわかりやすくなる説明として、「PREP法」を使うといいそうです。
「PREP法」とは、
「P」は結論。
「R」はその結論に至る理由。
「E」は理由の具体例や根拠。
「P」は再度の結論。
この順番で説明することです。
この4つのことを意識して説明することで、分かりやすく、相手に伝わりやすくなります。
3、「事実」と「自分の解釈」を分ければスッキリする
「事実」と「解釈」を一緒にしてしまうと、相手に伝わりにくい説明になってしまいます。
「事実」と「解釈」の違いは、
- 「事実」は実際に起こったこと。
- 「解釈」は自分の考えです。
例えば、「今日の気温は?」と聞かれて
- 「事実」だと20度になります。
- 「解釈」だとけっこう暖かいになります。
この「事実」と「解釈」を分けて伝えることは、「ビジネスではとても重要」になるそうです。
ビジネスをしている方や、仕事で説明することが多い方は、この「事実」と「解釈」を意識して分けることで、相手にも伝わりやすく説明することができます。
まとめ
「説明が上手い人がやっていることを1冊にまとめてみた」を読むことで、相手に分かりやすく説明する方法を知ることができます。
とくに大切なことは、「相手の気持ちになって考え、相手が聞きたいことを伝えること」です。
「何のために説明するのだろう?」「相手は何を説明されると嬉しいだろう?」など「相手」と「目的」を意識して説明することで、相手に分かりやすく伝えることができます。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。
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