こんにちは、やましろうです。
「東大読書」を読んで、自分の読書のやり方を見直すいいきっかけになりました。
この本では、東大生がやっている読書のやり方を知ることができ、「自分で考えて読む力」を身につけることができます。
この本を読むことで次のことが分かります。
- 本を読む前にやること
- 本の読み方
- 本を読んだ後のまとめ方
はじめに
著者紹介
西岡 壱誠(にしおか いっせい)
東京大学3年生。1996年生まれ。
偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。
崖っぷちの状況で開発した「暗記術」「読書術」、そして「作文術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。
東京大学で45年続く書評誌「ひろば」の編集長を務める。
講談社『モーニング』で連載中の『ドラゴン桜2』に情報を提供する東大生団体「東龍門」リーダー。
「東大読書」では、
- 「仮説作り」
- 「取材読み」
- 「整理読み」
- 「検証読み」
- 「議論読み」
この5つのステップの流れで書かれています。
このステップをやりながら読むことで、東大生がしている読書術を身につけることができます。
東大読書を読んで学んだ3つのこと
「東大読書」を読んで印象に残ったところは3つありました。
- 本を読みはじめる前の準備。
- 読者ではなく、記者になる。
- 整理読みをする。
どういうことか簡単に紹介したいと思います。
1、本を読みはじめる前の準備
本を読む前に一手間加えることで、読書の効果が何倍にもなるそうです。
その一手間とは、
- 本を読む前に「タイトル」、「本のカバーや帯の言葉」をきちんと読む。
- 「仮説作り」をして、本から何を学ぶのか「目的」をはっきりとさせること。
この2つを本を読む前にすることで、読書効果を上げることができます。
- 「タイトル」や「本のカバーや帯の言葉」からは、3つのコツでヒントを得ることができます。
1、タイトルを分ける
タイトルを分けて読んだり、考えたりすることで、より多くの情報を得ることができます。
2、つなげる
「タイトル」や「サブタイトル」の言葉などをつなげたりして考えることで、新しい情報を引き出します。
3、深読みする
カバーや帯の情報や、言葉を実際に調べたりして、さらに深い情報を得ます。
この3つのコツを意識して「タイトル」や「帯の言葉」を読むことで、読書をする前に多くの情報を得ることができ、読書効率も上がります。
- 「仮説作り」は4つのステップで作ることができます。
1、「なぜ自分がその本を読むのかという目標」を付箋に書いてみる。
2、目次を見ながら、「1で設定した目標をどうやってその本で実現するのか」という道筋を考え、目標の下にまとめる。
3、「自分が現在どの立場にいるのか」という現状を考え、道筋の下にまとめる。
4、実際に読み進めてみて、「仮説と違うことが出たらそのたびに修正する。」
読書をする前に、仮説を立てて読んだりすることで、内容を予想しながら効率的に読むことができます。
2、読者ではなく、記者になる
本を読むときに気をつけることは、「本は読まない」、「読者にはならない」ということです。
本をただ読んでしまうと、本の内容や読解力は身につかないそうです。
「記者」になったつもりで本を読むと、記憶も理解も深まります。
- 「読者」は、ただ文字や文章を読むだけ。
- 「記者」は、あいづちを打ったり、質問を考えたり、メモを取りながら読む。
「記者」の姿勢になって読書をすることで、記憶に残り、読解力も上がります。
3、整理読みをする
本を読む上でいちばん気をつけることは、「わかった気になること」なんだそうです。
本当に理解できているかどうかは、短い言葉で伝えられるか、要約できるかどうかで決まります。
著者は、本を読んで、「一言で言い表せなければわかってないのと同じ」と言っています。
「整理読み」をすることで、情報を整理しながら本を読むことができ、要約力もつけることができます。
- 「整理読み」とは、「著者の言いたいこと」と「それを補う文章」を切り分けることです。
「著者の言いたいこと」と「それを補う文章」を切り分けて読むことができると、情報を整理しながら読むことができ、要約もできるようになります。
まとめ
「東大読書」を読むことで、東大生の読書のやり方や、考え方を知ることができます。
この本を読んで、「本を読む前の準備」、「本の読み方」、「読んだ後のまとめ方」を知ることができます。
この方法を知ることで、今よりも読書の効率が上がり、理解も深まると思います。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。
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