こんにちは、やましろうです。
「なかなかいいアイデアが思いつかない」という方は、アイデアの型を知ることで、今よりもいいアイデアが出せるようになると思います。
「売れ型」を読むと、アイデアの考え方やつくり方などを知ることができます。
この本を読むことで次のことが分かります。
- 売れるアイデアの共通点
- アイデアの見つけ型
- アイデアのつくり型
はじめに
売れるアイデアには「型」があります。その「型」を知ることで、今よりもいいアイデアが出せるようになります。
「売れ型」では、売れるアイデアの考え型、見つけ型、つくり型、広げ型、続け型が紹介されています。
その中でも、特に印象に残ったところを紹介したいと思います。
売れ型を読んで学んだこと
著者の小西 利行(こにし・としゆき)氏は売れるアイデアには「共通点」があると言っています。
その「共通点」とは、「不満の解決」です。
世の中のあらゆるヒット商品やサービスは、驚くべき発想や画期的な新技術だから売れているのではなく、潜在的に人の中にあった「不満」を解決しているからこそ売れているのです。
引用元 : 『売れ型』 26P
身のまわりの不満に気づき、それを解決することで売れるアイデアをつくることができます。
アイデアの精度を上げる3問思考
不満からアイデアが生まれると、そのアイデアの精度を上げるために3つの問いをするといいそうです。
1、「それ、みんなの不満かな?」
そのアイデアが、多くの人を幸せにできるかどうかを問います。
2、「それ、相手はうれしいかな?」
そのアイデアが、プラスの幸せを生み、世の中が共感するかどうかを問います。
3、「それ、誰かに話すかな?」
そのアイデアが広く伝えられるかどうかを問います。
この3つの問いをクリアしたアイデアは、絶対に売れるアイデアになるそうです。
売れるアイデアの見つけ型
「不満の範囲」と、「不満の中身」に分けて考えると、売れるアイデアが見つけやすくなります。
不満の範囲とは、「わたし」、「まわり」、「社会」の3つから不満を考える方法です。
その中でも、まずは「わたし」の不満から考えるといいそうです。
不満の中身とは、「機能の不満」、「機会の不満」、「気分の不満」を3種類に分けて考えます。
- 「機能の不満」とは、技術や仕組みにたいする不満です。
- 「機会の不満」とは、人や商品、サービス、イベントなと出会いに関する不満です。
- 「気分の不満」とは、気分的に違う、嫌だなと感じる不満、国や社会にたいする不満などがあります。
売れるアイデアを生むために大切なことは、普段から不満を見つけようとする「習慣」です。
不満に向き合うことが習慣になれば、誰もが売れる不満に気づけるようになり、売れるアイデアを生み出せるようになるそうです。
売れるアイデアのつくり型
売れるアイデアをつくるときは、「不満や問題を出して見える化し」、「その問題を課題化する」といいそうです。
不満や問題を課題化するカンタンなやり方としては、「どうすれば〇〇は解決するのか?」というフレーズで課題化するといいそうです。
「問題の見える化と課題化」をするだけで、アイデアがたくさん出しやすくなります。
まとめ
売れるアイデアには共通点があり、それは「不満の解決」です。
身のまわりの不満に気づき、それを解決することで売れるアイデアを出すことができるようになります。
「売れ型」では、売れるアイデアの考え型、見つけ型、つくり型、広げ型、続け型が紹介されています。もっと詳しく知りたい方は一度読んでみることをオススメします。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。
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